今回『賀茂鶴 純米吟醸 「一滴入魂」（300㎖）』を飲んでみたので、試飲レビューしていきたいと思います。
評価は、ラベルや外観・色・香り（常温・冷・ぬる燗・熱燗）・味（常温・冷・ぬる燗・熱燗）で行っていきます。
※ちなみに味に関しては、会社ごとの基準やおすすめの飲み方が表記されているものもありますが、その表記を見ず試飲していきます。
※個人的主観で評価していますので、それぞれ飲んだ時に個人差が出ると思いますがご理解ください…
※純米吟醸について知りたい方は、こちらの「日本酒について…」という記事をご覧ください！
◇ラベルと外観
- 緑の瓶と「一滴入魂」の文字が目立つシンプルなラベルが特徴！
上から見てみると…
キャップ部分をアップで見てみると…
緑のキャップに紺色のフィルムが被せられており、キャップの上面には金色で「賀茂鶴」の文字が表記されています。
◇色
- 強めの黄色みがかった透明で、若干赤みも感じる色合い。
◇香り
◆常温
- ツンとくる感じがなく、甘いしっかりとした香り。
- 香りがフラット（変化なく同じように）に続く印象。
- 飲んだ時の鼻に抜ける感じは、ほとんど感じない。
◆冷
➡︎ 常温に比べて香りが少し控えめになる。
◆ぬる燗
➡︎ 常温の時よりは香りが強くなり、熱燗の時よりは香りが弱い感じ。
◆熱燗
➡︎ 常温の時より香りが強くなり、ツーンとした感じが出る。
◇味
◆常温
- ほんのりとした甘みの後のアクセントのようなガツンとした辛みと後に残る心地よい辛みが特徴。
- 味の引きが早い印象。
【味の移り変わり】
⚪︎ 口に入れてすぐは、ほんのりとした甘みがくる。
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⚪︎ 甘みの後にガツンと辛みがやってくる。
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⚪︎その辛みは直ぐに消えて、甘みへと戻る。
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⚪︎ 後味として、ほどよい辛みが口の中に残る。
◆冷
➡︎常温の時に比べて甘みが少し増して、辛みのくるスピードが早くなる。その後甘みに戻るのではなくスーと味が引いて行くような印象。
- 辛みの良さは、冷やしても健在！
◆ぬる燗
➡︎常温時に比べ、甘みは増すが辛みが弱くなる感じで、味の変化の差が少し消えてしまう印象。
【味の移り変わり】
⚪︎口に入れると甘みがきて、それが少し続く。
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⚪︎その後、少し辛みがくる。
◆熱燗
➡︎常温時の味の変化が前倒しにギュッとなった感じ。
【味の移り変わり】
⚪︎口に入れると甘みと辛みが同時にガツンとくる。
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⚪︎甘みは一瞬で消えて、辛みがほんの少し長く残る。
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⚪︎その後、味がスッと消えていく。
◇基本情報
- 名前：賀茂鶴 純米吟醸 「一滴入魂」
- 製造者：賀茂鶴酒造株式会社
- 原材料：米（国産）・米こうじ（国産米）
- 精米歩合：60%
- アルコール分：15度以上16度未満
- 甘辛（製造社基準）：やや辛口
- おすすめの飲み方（製造社基準）：冷◎・常温⚪︎・ぬる燗◎・熱燗 –
◇まとめ
『賀茂鶴 純米吟醸 「一滴入魂」』のオススメの飲み方は、特徴である甘いしっかりとした香りと甘み辛みを強くする“冷酒”が、個人的そして製造社的にオススメの飲み方となっています。
日本酒選びの参考に…
“甘い良質な香り”と“甘み辛みのバランスが良いもの”を求めている人にオススメの日本酒となっています。
※未成年の飲酒は犯罪です！ルールを守って楽しくお酒を飲みましょう！
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