今回『千福 純米酒(300㎖)』を飲んでみたので、試飲レビューしていきたいと思います。
評価は、ラベルや外観・色・香り(常温・冷・ぬる燗・熱燗)・味(常温・冷・ぬる燗・熱燗)で行っていきます。
※個人的主観で評価していますので、それぞれ飲んだ時に個人差が出ると思いますがご理解ください…
◇ラベルと外観
- 濃い緑の瓶と黒いキャップ。
- ラベルの「純米酒」の“純”という文字が独特な感じで大きく表記されているのが特徴。
- “燗”「KAN SAKE AWARD 2019 金賞」を受賞。
上から見てみると…
濃い緑の瓶と黒いキャップの色のコントラストが良いですね。
キャップをアップにして見てみましょう…
漆黒のキャップに「酒王 千福」という銀の文字!渋くてカッコいいです。
◇色
- ほぼほぼ透明。(ほんとに少しだけ黄みがかっている。)
◇香り
◆常温
- 優しい甘みのある香り。(日本酒独特の香りの良い部分だけを残した感じ。)
- 飲んだ後の口の中に残る香りが良い。
◆冷
➡︎常温に比べ、日本酒独特の香りが強くなる。
- 飲んだ時に、日本酒独特の香りが鼻からツーン抜けていく。
- 飲んだ後も口の中に日本酒独特の良い香りが広がっている。
◆ぬる燗
➡︎常温の時より香りが強くなるが、冷酒の時よりは少し弱い。
◆熱燗
➡︎常温に比べ香りが弱くなるが、ツンとした感じが強くなる。
◇味
◆常温
- 香りとは裏腹にさほど甘みはない。
- 程よい辛みと苦味が特徴的
- 何度も飲んでいると、甘みが徐々に増していく。
【味の移り変わり】
⚪︎口に入れた時は日本酒の優しい風味が広がり、直ぐに程よい辛みと苦味が追いかけてくる。
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⚪︎喉に近づくごとに、辛みが増していく。
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⚪︎喉を通る時、ゴーと辛みがくる。
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⚪︎口の中には、程よい辛みが残る。
◆冷
➡︎常温に比べて甘みが増し、辛みは少し弱くなる。
【味の移り変わり】
⚪︎口に入れた瞬間は、ほんのりとした甘みがくる。
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⚪︎少し味が変化(違う種類の甘みがやってくる。)
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⚪︎徐々に程よい苦みと優しい辛みに変化していく。
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⚪︎口の中にほんのり程よい苦みが残る。
◆ぬる燗
➡︎常温の時より辛みが増す。
【味の移り変わり】
⚪︎口に入れてすぐは、優しい甘みがやってくる。
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⚪︎そのすぐ直後、ガーと辛みが追ってくる。
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⚪︎そして、味が引いていく。
◆熱燗
➡︎常温の時の良さが、熱燗にすることで香りと共に飛んでいる印象。
【味の移り変わり】
⚪︎口に入れてすぐは、少し甘いがくる。
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⚪︎その後、ピリッとした辛みがくる。
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⚪︎サッと味が引いていく。
◇基本情報
- 名前:千福 純米酒
- 製造者:株式会社 三宅本店
- 原材料:米(国産)・米こうじ(国産米)
- 精米歩合:65%
- アルコール分:15.5度
- 甘辛(製造社基準):淡麗辛口
◇まとめ
『千福 純米酒』のオススメの飲み方は、“常温”と“冷酒”です。
“冷酒”は、味の変化と日本酒の独特な香りを楽しむことができます。
一方、“常温”は、日本酒独特の香りと風味が少し弱まるので、その日本酒独特の香りと風味が苦手な方に向いていると思います。
日本酒選びの参考に…
何度も変わる味の変化と日本酒独特の良い風味や香りを楽しみたい方にオススメの日本酒となっています。
※未成年の飲酒は犯罪です!ルールを守って楽しくお酒を飲みましょう!
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